きょう10日の関東 各地で猛烈な暑さ 都心で猛暑日 熱中症警戒 天気急変にも注意
各地で猛烈な暑さ
日中の予想最高気温は、熊谷37℃、前橋36℃など、猛烈な暑さの所が多いでしょう。東京都心と横浜は35℃の予想で、今年初めての猛暑日(最高気温が35℃以上)となりそうです。
東京都、茨城県、埼玉県、千葉県には「熱中症警戒アラート」が発表されていて、熱中症の危険性が極めて高い気象状況になることが予測されます。外出はなるべく避け、室内をエアコン等で涼しい環境にして過ごしてください。
熱中症警戒アラート発表時 とるべき行動は
①外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう。熱中症を予防するためには、暑さを避けることが、最も重要です。不要不急の外出は、できるだけ避けてください。屋内では昼夜を問わず、エアコンなどを使用して、部屋の温度を調整しましょう。
②屋外や、エアコンが設置されていない屋内での運動は、外での運動は、原則、中止や延期をしましょう。
③普段以上に、熱中症予防行動を実践しましょう。のどが渇く前に、こまめに水分を補給したり、なるべく涼しい服装を心がけたりしてください。
④熱中症のリスクが高い方に、声かけをしましょう。高齢者や子ども、持病のある方、肥満の方、障害のある方などは、熱中症にかかりやすいため、「夜間でもエアコンを使う」「こまめな水分補給を心掛ける」など、周りの方が声をかけてください。
⑤暑さ指数(WBGT)を確認しましょう。暑さ指数は、時間帯や場所によって、大きく異なります。環境省熱中症予防情報サイトなどで確認して、暑さ指数を行動の目安にしてください。
午後は急な雷雨・竜巻・ひょうに注意
午後は、内陸部を中心に、所々で雷を伴った激しい雨が降り、竜巻などの激しい突風が吹いたり、雹(ひょう)が降る所もあるでしょう。天気の急な変化にご注意ください。通勤・通学のお帰りの時間に重なる所もありますので、お出かけの際は雨具をお持ちください。
急な雷雨など 天気急変の前兆とは
① 「真っ黒な雲が近づいてきた」
局地的な大雨をもたらすような、発達した積乱雲は、真っ黒に見えます。黒い雲が速いスピードで動いているように見えたり、晴れていたのに、急に空が暗くなったりするのも、急な強い雨のサインの一つです。
② 「雷の音が聞こえてきた」
ゴロゴロという音が聞こえてきたら、雷雲が近づいています。また、稲妻が見えるのもの、天気急変のサインの一つです。
③ 「急に冷たい風が吹いてきた」
発達した積乱雲からは、雨粒とともに、冷たい風が勢いよく吹き降りてきます。風の変化にも、注意が必要です。
このような前兆を感じたら、すぐに安全な所へ避難してください。雹(ひょう)の降る恐れもありますので、農作物やビニールハウスなど農業施設の管理にもご注意ください。