強い台風2号 今後「猛烈な」勢力に 来週前半に沖縄など影響を受ける恐れも
さらに発達 26日(金)には「猛烈な」勢力へ
このあと、この台風は、発達しながら北上し、25日(木)にかけて、「非常に強い」勢力でマリアナ諸島を通過するでしょう。台風の進路にあたるグアムでは、24日(水)頃から大荒れの天気となる見込みです。その後は、次第に西よりの進路を変えて、さらに発達するでしょう。26日(金)には中心気圧が915hPaまで下がり、中心付近の最大風速は55m/sが予想され、「猛烈な」勢力となる見込みです。
5月に台風が「猛烈な」勢力となれば、2015年の台風6号以来、8年ぶりです。
来週前半 沖縄など日本への影響も
ただ、台風の進路によっては、来週前半には、沖縄など日本に影響を及ぼす可能性があります。また、29日(月)頃から日本海に前線がのびて、前線に向かって、台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込む見込みです。前線の活動が活発になると、西日本でも雨の降り方が強まる恐れがあります。最新の台風情報にご注意ください。
避難場所や避難経路の確認を
①市町村が作成しているハザードマップや、地域防災計画を見て「自分の住む地域は、どのような災害のリスクがあるのか」「災害が発生した時の避難場所はどこか」「安全な避難経路はどこか」確認しておきましょう。その際、氾濫の恐れがある河川や、土砂災害の恐れがある所も確認しておくと、避難経路を決める時に役立ちます。また、自宅だけでなく、学校や職場など、よく立ち入る場所はどのような危険があるかも、家族で一緒に確認しておきましょう。
②浸水(冠水)した場合は、避難経路が限られてしまいます。事前に、複数の避難経路を確認しておきましょう。
③夜間は、昼間よりも、周囲の状況を把握しにくくなります。夜間の避難に備えて、建物など目印を決めて、避難経路を覚えておきましょう。
もしもの時に備えて、避難場所への避難経路を実際に歩いて、確認しておくこともおススメです。