きょう25日の関東甲信 午後は箱根や富士五湖周辺で積雪の恐れ 車は冬の装備で
午後は南部で雨や雪の所も 北風が冷たい
関東甲信は、昼頃まで広い範囲で晴れるでしょう。花粉が飛びやすくなるため、花粉症の方は、対策をしっかりとなさってください。午後は、気圧の谷の影響で雲が広がりやすくなり、夕方以降は、千葉県など南部の所々でにわか雨があるでしょう。寒気が流れ込むため、内陸部を中心に雪のまじる所もありそうです。お出かけの際は、雨具があると安心です。
最高気温は、きのう24日(金)より低く、11℃くらいの所が多いでしょう。日中は北よりの風がやや強いため、この気温より寒く感じられそうです。暖かい服装でお過ごしください。
箱根・富士五湖方面では積雪の恐れ
あす26日(日)午前6時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多い所で、
(神奈川県)
西部の山地(標高500メートル以上):5センチ
(山梨県)
中北地域の山地と峡東地域の山地:1センチ
峡南地域と東部:5センチ
富士五湖:7センチ
の見込みです。
箱根や小田原周辺など平地でも積雪となる恐れがあります。夜は気温が下がるため、路面の凍結にも注意が必要です。
雪道の運転 注意するポイントは
雪道をノーマルタイヤで走行すると、タイヤが低温で固くなって吸着性が失われ、路面を摩擦で捉えることができなくなります。このため「滑る」「止まらない」「曲がらない」と、自動車が本来確保しなければならない動きが制御できなくなり、スリップ事故や渋滞の原因につながってしまいます。
雪道で車を運転する場合は、スノータイヤを装着し、急発進、急停車にならないよう、普段よりもゆっくり慎重に運転してください。車間距離は普段の倍以上とりましょう。トンネルの出入り口や橋の上などは路面が凍結しやすいため、特に注意が必要です。通行止めや渋滞の情報をあらかじめ確認してから出かけましょう。
なお、2輪車(バイクや自転車)は転倒のおそれが非常に高いため、運転しないでください。公共交通機関を利用する場合は、間引き運転や減速運転により、普段より時間がかかり、混雑することが予想されます。運行情報や迂回ルートを確認しておくと安心です。