2週間天気 15日にかけて北日本は大雪の恐れ 寒暖差が大きい 花粉の飛散も要注意
1週目(14日~20日):14日~15日は北陸から北で大雪・吹雪
16日(木)から17日(金)は、高気圧に覆われて、広い範囲で晴れる見込みです。気温は、平年並みか平年より低く、晴れても、風が冷たく感じられそうです。暖かくしてお過ごしください。
18日(土)は気圧の谷の影響で、日本海側は雨や雪の降る所が多いでしょう。太平洋側でも、所々で雨が降りそうです。19日(日)は、日本海側でも晴れ間が出ますが、20日(月)は冬型の気圧配置に変わるでしょう。日本海側は広く雪や雨が降り、太平洋側は晴れて気温が上がる見込みです。
2週目(21日~26日):寒暖差が大きい
この期間も、気温の変化が大きくなりそうです。北日本では、23日(木)から24日(金)頃は、春先の暖かさとなり、雪どけが進むでしょう。なだれや落雪に注意が必要です。除雪作業は、事故のないように、2人以上で安全を確保しながら行ってください。
今週後半 九州で花粉の飛散が「多い」予想
「晴れて気温が高い日」「空気が乾燥する日」「雨あがりの翌日や気温の高い日が2~3日続いた後」は、花粉が飛びやすくなります。日々の天気予報で、天気や気温を確認して、早めに対策をとるようになさってください。
外出時の花粉対策
① メガネ
メガネを使用しない場合に比べて眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少するという実験結果があります。
② マスク
マスクを着用すると、花粉を吸いこむ量を、およそ3分の1から6分の1に減らすことができます。マスクは顔にフィットするものを選ぶことが大切です。また、マスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)でさらに鼻に入る花粉が減少することが分かっています。
③ 衣類の工夫
一般的にウール製の衣類などは木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすくなります。ウールの花粉のつきやすさは、綿に比べるとおよそ10倍にもなります。外出の際は、外側にウール素材の衣服を着ることは避けて、表面がツルツルした素材の上着を選ぶようにしましょう。
これから本格的な花粉シーズンに入ります。今シーズンは、前シーズンと比べて、各地で飛散量が多く、四国や近畿、東海、関東甲信では、非常に多い予想です。前シーズンに症状が弱かった方も、万全の対策が必要です。