きょう6日の関東 晴れて気温上昇 3月上旬から中旬並み 花粉対策を
各地で青空 3月上旬から中旬並みの暖かさ
日中は各地で青空が広がり、風も弱く穏やかでしょう。空気の乾燥した状態が続きますので、火の元にご注意ください。南部では、夕方から雲が広がりやすくなり、北部も夜は曇り空に変わりますが、お出かけの際に、雨具は必要なさそうです。
最高気温は、きのう5日(日)より高く、3月上旬から中旬並みの所が多いでしょう。東京都心と宇都宮は13℃、横浜と銚子は12℃の予想で、日差しが暖かく感じられそうです。前橋は15℃の予想で、桜が咲くころの暖かさでしょう。山沿いの積雪の多い所では、なだれや落雪にご注意ください。
花粉が飛び始めている所も 早めの対策を
今シーズンは、関東では、例年と比べても、前シーズンを比べても、花粉の飛ぶ量が非常に多くなる見込みです。前シーズンに症状が弱かった方も、万全の対策が必要となりそうです。
10日(金)は平野部で積雪の可能性 厳しい寒さ
気温は平年並みか、平年より高い日が多いですが、10日(金)は平年より大幅に低くなりそうです。東京都心は4℃、横浜は5℃の予想で、真冬の寒さでしょう。気温の変化がかなり大きくなりますので、服装でうまく調節して、体調を崩さないようにお気をつけください。
南岸低気圧の進路 関東の天気への影響は?
① 南岸低気圧が八丈島の北を進む場合、関東には低気圧の降水域がかかり、暖かい空気も流れ込みます。そのため降るものが雪ではなく、雨になりやすくなります。
② 南岸低気圧が八丈島の少し南を進む場合、関東には降水域がかかる一方、北から冷たい空気を引き込みます。そのため雪が降りやすく、時には大雪になります。
③ 南岸低気圧が八丈島の南を進む場合、降水域そのものが、関東の陸地まで届かず、雪も雨も降らないことが多くなります。ただ、冷たい空気が南下するため、関東では、雲が広がりやすくなります。
南岸低気圧の進路と八丈島の位置関係は、関東の雪を予報する目安の一つではありますが、決め手はこれだけではありません。関東で大雪になるかどうかは、低気圧の発達度合い、進む速度、気温の低下、湿った空気の流れ込みなどで変わります。①のように雨でも、降り方が強まると、周囲の空気が冷やされて雪に変わることもあります。関東では、普段、雪にあまり慣れていないため、最新の気象情報をこまめに確認し、雪が予想される場合は、早めの対策を心がけてください。