きょう11日 午後は広く雨や雷雨 大雨による道路の冠水や低い土地の浸水に注意
午後は広く雨や雷雨に注意
九州から関東にかけて、午前中は晴れ間の出る所が多いですが、午後は広い範囲で、雨や雷雨がありそうです。局地的に道路が川のようになるほど激しい雨が降り、竜巻などの激しい突風を伴うでしょう。短時間に激しい雨が降るため、道路の冠水や低い土地の浸水、河川の増水、土砂災害などに注意してください。また、雹(ひょう)の降る恐れがありますので、農作物やビニールハウスなど農業施設の管理に注意が必要です。
北陸は夕方以降、雨の降る所が多いでしょう。急な強い雨や落雷にご注意ください。
東北は日の差す時間がありますが、昼過ぎから南部を中心に雨や雷雨がありそうです。お出かけの際は、急な雨に備えて雨具があると安心です。
北海道は東部で雨の降る所が多いでしょう。北部と南西部でも午後は天気の急な変化に注意してください。
沖縄は晴れますが、昼前まで所々でにわか雨があるでしょう。
雷雲が近づくサイン その時どうする?
雷雲が近づく時、避難する場所は、近くのしっかりした建物や、車の中が良いでしょう。木の下での雨宿りは、木に落ちた雷が人に飛び移ることがあるので、危険です。万が一、周囲に避難する場所がない時は、両足をそろえて、頭を下げてしゃがみ、両手で耳をふさぎましょう。
単独の雷雲による激しい現象は、30分から1時間程度で弱まることが多いです。スマホなどで雨雲レーダーをチェックするなど、最新の情報を確認しながら、安全な場所で雷雲が過ぎるのを待ちましょう。
東京都心は猛暑日か 各地で体にこたえる暑さ 熱中症に警戒
東京都心は35℃の予想で、猛暑日になりそうです。金沢と福岡は33℃、名古屋や大阪、広島は32℃の予想です。湿度が高く、蒸し暑さが続くでしょう。体に熱がこもらないように、綿や麻などの通気性の良い素材の服装を選ぶなど、熱中症に十分注意してください。
なお、長崎県や熊本県、大分県、鹿児島県奄美地方、沖縄本島地方に「熱中症警戒アラート」が発表されています。昼夜問わず、エアコンなどを使用して室内を涼しい環境にして過ごしたり、時間を決めてこまめに水分を補給したりして、万全の熱中症対策をなさってください。