関東 午後は広く雨や雷雨 局地的な大雨も 低い土地の浸水や河川の増水に注意・警戒
午後は広い範囲で雨や雷雨に注意
関東では、朝から内陸部を中心に所々で雨が降っていて、雷を伴っている所もあります。このあと、午後は、平野部でも急な強い雨や落雷など、天気の急な変化に注意が必要です。
きょう3日(日)予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、関東地方北部で50ミリ、関東地方南部で40ミリです。
また、あす4日(月)午前6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、関東地方北部で100ミリ、関東地方南部で70ミリです。
大雨による低い土地の浸水、河川の増水、土砂災害に注意・警戒してください。落雷や竜巻などの激しい突風、雹(ひょう)にも注意が必要です。
天気急変のサインは?
雷雲が近づくサインは3つ。「真っ黒な雲が近づいてきた」「ゴロゴロと雷の音が聞こえてきた」「急に冷たい風が吹いてきた」ということです。このような変化を感じたら、まもなくゲリラ豪雨などの激しい雨が降ったり、雷が鳴ったりするおそれがあります。すぐに、安全な所へ避難してください。
また、単独の雷雲による激しい現象は、30分から1時間程度で弱まることが多いです。スマホなどで雨雲レーダーをチェックするなど、最新の情報を確認しながら、安全な場所で雷雲が過ぎるのを待ちましょう。
局地的な大雨 街中での危険な場所は
① 雨宿りをする際は、建物の地下室や、地下街などではなく、建物の1階以上の場所を選びましょう。橋の下も、川が増水する恐れがありますので、絶対に避けて下さい。
② 浸水した道路を歩く時は、とても危険です。水の流れに足をとられてしまう恐れがあるだけでなく、足元が見えないので、側溝やマンホールに落ちてしまう可能性もあります。やむを得ず、水の中を歩く場合は、棒などで足元を確認しながら進みましょう。
③ アンダーパスなど低い所を通る道路では、車が水につかると、水圧によって、ドアが開かなくなることもあります。運転の際は、なるべく低い所を通る道路を避けるよう、心がけてください。