こんやにかけて北陸や近畿、中国地方はさらに積雪増加 平地でも大雪に警戒を
きのう16日(木)から雪が続き、積雪増加
けさ(17日)も、日本海側では広い範囲で雪が降っていて、きょう17日(木)午前7時現在、北陸や近畿、中国地方では大雪警報の発表されている地域があります。
大雪による交通への影響に警戒してください。また湿った重たい雪がビニールハウスなどの農業施設に降り積もって倒壊する恐れがあります。電線や樹木への着雪にも注意してください。
こんやにかけて平地でも大雪の恐れ
こんや(17日)にかけても、北陸や近畿、中国地方では雪が降り続き、局地的に降り方が強まるでしょう。低気圧の動きが遅いため、同じ場所に雪雲が流れ込み続けると、短い時間で一気に積雪が増えて、大雪となる可能性があります。
あす18日(金)6時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多い所で、
(北陸)
新潟県 山沿い60センチ 平地40センチ
富山県 山間部60センチ 平地40センチ
石川県 山地50センチ 平地15センチ
福井県 山地50センチ 平地20センチ
(近畿)
近畿北部 山地60センチ 平地50センチ
近畿中部 山地40センチ 平地20センチ
近畿南部 山地7センチ
(中国地方)
山陽 山地30センチ 平地20センチ
山陰 山地50センチ 平地40センチ の見込みです。
風雪・大雪・低温に伴うリスク
① 停電(倒木や雪の重みで電線が切れることで発生する恐れがあります。)
停電に備えて、懐中電灯や防寒着、毛布などを準備しておくと良いでしょう。
また、電源を確保するため、モバイルバッテリーも用意しておくと安心です。
② 水道凍結(最低気温がマイナス4℃以下になる時や真冬日が続いた時に凍結する可能性があります。)
事前に、水道菅の中から、水を抜いておきましょう。また、屋外で、むき出しになっている水道管やメーターは、発砲スチロールなどの保温材を使って、専用テープでしっかりと巻き、保温しておいてください。
③ 商品の品薄(交通網マヒによる物流遅延により発生する可能性があります。)
事前に食料品は少し多めに買い、暖房用の燃料も少し多めに確保すると安心です。