北海道 明日(27日)から気温が上昇 週末は札幌などで真夏日の可能性
空気がひんやりとした今日(26日)の道内
稚内の朝の最低気温は9.8℃と一桁で、5日連続で最低気温が一桁となりました。6月下旬の稚内で5日連続最低気温が一桁となるのは、2015年以来9年ぶりのことです。
また、日中の気温の上がり方も鈍くなりました。午後3時までの道内の最高気温は、広く18℃くらいで、最高気温が25℃以上の夏日となった地点はありませんでした。
札幌は18.8℃と、このまま気温が上がらなければ、今月6日以来20日ぶりに最高気温が20℃未満となります。
明日(27日)気温上昇! 熱中症などに注意
明日の予想最高気温は、道北や道東の沿岸で21℃くらいの他は、広く25℃前後で、札幌は27℃、帯広は28℃でしょう。真夏並みの暑さとなる所もありそうです。
この暑さは明日だけではなく、週末をピークにさらに気温が上昇していきます。
29日(土)は旭川で31℃、30日(日)は札幌で30℃の予想となっており、共に今年初めての真夏日となりそうです。ちなみに、例年、その年で初めて真夏日となるのは旭川で7月4日頃、札幌は7月2日頃です。
湿度が高めで、雨が降る日もあるため、カラっとした暑さというより、蒸し暑く感じられそうです。
また、日中だけではなく、朝晩も平年より高めの気温で経過する所が多いでしょう。
例えば札幌は7月1日(月)からの3日(水)にかけての最低気温が20℃を下回らない予想となっており、夜もやや寝苦しさを感じることもありそうです。
今年の道内はこれまで暑くなってもその暑さが長続きすることはあまりありませんでした。
しかし、明日以降は一時的な暑さではなく、平年より高い気温が何日間にもわたって続きそうです。買い物や行楽、屋外での作業などを予定されている方もあると思いますが、外出の際には飲み物を携帯して、こまめな水分補給を心がけるなど、万全な暑さ、熱中症対策が必要です。