北海道 汗ばむ陽気から明日(9日)は一気に冬の空気へ 峠を中心に雪の恐れも
今日8日は記録的な暖かさに
札幌では正午までの最高気温が22.0℃まで上がり、今年初めての20℃以上の気温となりました。札幌で4月上旬までに20℃以上の気温を観測するのは、2001年以来23年ぶりのことでした。
また、その他の主要地点でも旭川21.0℃、網走21.2℃、小樽20.7℃(いずれも正午までの最高気温)など、今年初めて20℃以上となった地点がありました。さらに、正午までに道内で最も気温が高くなったのは紋別地方の湧別で24.1℃と、夏日一歩手前の気温となった所もありました。
3月は気温の上がり方が鈍く、季節が足踏み状態となっていた道内ですが、4月に入って急に季節が足早に進んでいます。
明日9日は急激に気温が下がる 体調管理に注意
明日の予想最高気温は、広く6℃前後にとどまり、道南方面など一部で10℃くらいまで上がる程度となりそうです。今日20℃以上まで上がった札幌でも、明日の日中は6℃の予想と、一気に気温が下がってしまいます。
ここ数日のぽかぽか陽気から一気に冬のような空気の冷たさに戻る所もありそうです。大幅な気温変化によって体調を崩さないよう、服装で調節するなど注意してください。
なお、明日は太平洋側東部を中心に雨の降る所があり、降り方が強まることもあるでしょう。特に午後からは知床半島周辺や峠付近を中心に雪に変わる恐れもあります。峠などでは積雪状態となる恐れもあるため、路面状況の変化などにも十分な注意が必要です。