函館 151年の観測で最も高い気温を記録 熱中症に警戒
函館では151年続いた観測で、最も高い気温に
午後1時10分現在、函館では気温が34.0℃まで上がり、1872年の統計以来、これまで151年の歴史の中で、最も高い気温を記録しました。なお、これまでの函館の最高気温は、2021年の8月7日に観測された33.9℃です。
函館を含めた渡島・檜山地方には熱中症警戒アラートが発表されており、熱中症の危険が極めて高い状況になっています。
意識的に水分を補給し、汗を多くかいた際は塩分も補給するなど、万全な対策を心がけてください。
熱中症警戒アラートとは?
熱中症警戒アラートを発表する基準は「暑さ指数(WBGT)」です。暑さ指数は「気温」「湿度」「輻射熱(地面や建物・体から出る熱で、温度が高い物からはたくさん出ます)」を取り入れた、暑さの厳しさを表す指標です。
この暑さ指数が、全国を58に分けた府県予報区等のどこかの地点で、「33」以上と予想した場合、熱中症警戒アラートが発表されます。熱中症警戒アラートが発表された所では、日頃から実施している熱中症対策を、普段以上に徹底することを心がけてください。