札幌で今年初の熱帯夜 寝苦しさや日中の厳しい暑さはまだまだ続く 熱中症に警戒
20地点で熱帯夜に 札幌も2年ぶりの熱帯夜
昨夜から今朝にかけての最低気温は、札幌26.0℃、岩見沢25.4℃、旭川25.2℃など、道内アメダス20地点で25℃を下回らず、熱帯夜となりました。熱帯夜とは、夜間(前日午後6時~当日午前6時)の最低気温が25℃以上のことをいいます。なお、値は速報値であるため、修正される可能性があります。
道内で熱帯夜が観測されるのは7月24日~25日にかけて道南の江差で観測された25.0℃に続いて今年2回目です。また、札幌では2年ぶり、旭川では4年ぶりの熱帯夜の観測となりました。
この先1週間の最低気温 寝苦しさは続く
![この先1週間の最低気温 寝苦しさは続く](https://storage.tenki.jp/storage/static-images/forecaster_diary/image/2/24/244/24460/b/20230730103639/large.jpg)
札幌では25℃を予想しているなど、熱帯夜となる日もまだまだ出てくる可能性があります。寝る前にコップ1杯の水を飲むなど、夜間の熱中症にも十分に注意してください。
熱中症の応急処置
![熱中症の応急処置](https://storage.tenki.jp/storage/static-images/forecaster_diary/image/2/24/244/24460/c/20230730103643/large.jpg)
まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。