初冠雪の北海道 このまま一気に冬になる? 今後の気温や天気は
道内では今シーズン初の初冠雪に
午前9時頃には利尻山で平年より2日遅く、道内では今シーズン初の初冠雪の観測がありました。昼過ぎには旭岳でも初冠雪が観測され、平年より10日遅い初冠雪となりました。また、未明には黒岳でも初雪(独自観測)となるなど、道内からは続々と雪の便りが届きました。
なお、今回居座る寒気によって山間部や峠では雪が降り、斜里岳などその他の山でも初冠雪となる可能性もあります。
明日6日にかけて雪の降る所も
今シーズン一番の冷え込みも 明日から明後日は初の氷点下?
上空の寒気はしばらく居座る見込みで、明後日の朝にかけても最低気温は広い範囲で一桁となるでしょう。特に道東の内陸などでは、氷点下の気温まで下がる所が出てくるかもしれません。もし氷点下まで下がる地域があれば、富士山を除く全国のアメダス地点で、今シーズン初のこととなります。
今後の天気と気温 一気に冬にはならない予想
![今後の天気と気温 一気に冬にはならない予想](https://storage.tenki.jp/storage/static-images/forecaster_diary/image/1/19/198/19877/d/20221005170157/large.jpg)
なお、3か月予報によると、11月以降は気温が平年並みの予想となっています。10月後半予想通りに平年より高めで経過すれば、11月に入ると平年並みとはいえ一気に寒くなったように感じるかもしれません。タイヤ交換や衣替えなど、冬への準備がまだ終わっていないという方は、早めに計画を立てておくと安心です。
初冠雪とは
![初冠雪とは](https://storage.tenki.jp/storage/static-images/forecaster_diary/image/1/19/198/19877/e/20221005170200/large.jpg)
麓から見えることが条件で、山にいくら雪が積もっていても、雲に邪魔されて見えない場合も初冠雪にはなりません。遠くから見えるくらいの雪が積もり、その後、晴れて、麓から確認できたときに、初冠雪となります。