今後1週間 天体観測日和が続出 紫金山・アトラス彗星だけじゃない 満月や流星群も
2024年10月14日13:32
「紫金山・アトラス彗星」だけじゃない 10月の天体ショー
今回はカメラで撮影したものですが、10月は、まだまだ、肉眼でも楽しめる天体ショーが控えています。
17日木曜は満月で、これは2024年では、最も地球に近い満月です。10月はネイティブアメリカンが狩猟に最適な時期ということから、10月の満月は「ハンターズムーン」とも呼ばれています。
また、21日月曜頃は、オリオン座流星群が極大を迎えます。見頃は、極大を中心とした前後数日間の夜半から未明です。流れ星の数は、1時間に5個程度で、月の条件は悪いですが、ぜひ、夜空を見上げてみて下さい。
この先1週間の天気は?
満月となる17日木曜は、広く晴れて、満月を楽しめる所が多いでしょう。関東だけは曇りや雨ですが、夜遅くなるほど、雲が薄くなる可能性があります。
そして、オリオン座流星群が極大を迎える21日月曜頃は、全国的に晴れるでしょう。流星群は、ピークとなる21日月曜頃だけでなく、その前後数日間も見られるので、広く晴れる20日日曜も、おすすめです。
ただ、この時期、晴れる所では、日が暮れると、グッと冷えます。天体ショーを見る時には、体を冷やさないよう、暖かくして楽しんで下さい。