関東 3連休は行楽日和 ただ「2K」に注意 服装選びの目安は? 衣替えはいつ?
2024年10月11日17:25
3連休の注意点① 急な雨
ただ、3連休の注意点が2つ。
1つめの注意点は「急な雨」です。
特に12日土曜は、湿った空気の影響で、午後は、関東の内陸部を中心に「急な雨」の降る所があるでしょう。千葉や茨城など沿岸部でも、お出かけには雨具をお持ちになると安心です。傘マークがなくても、洗濯物は、早めに取り込むのが良さそうです。
13日日曜と、14日月曜スポーツの日は、今のところ、比較的、安定して晴れる見込みです。ただ、お出かけ前には、最新の予報をチェックして下さい。
3連休の注意点② 寒暖差(気温差)
3日間とも晴れることで、夜から朝にかけては、放射冷却が強まるでしょう。
「放射冷却」とは、物が外へ熱を出して、冷えることです。例えば、寒い夜に、布団をしっかりかけて寝れば、朝まで体が暖かかったはずなのに、布団をかけずに寝てしまうと、体が冷えてしまいます。
これと同じで、夜から朝にかけて曇りの天気だと、雲が布団と同じ役目をするので、地面近くの熱は空へ逃げにくく、あまり冷えません。一方、風が弱く晴れていると、布団と同じ役目をする雲がないので、地面近くの熱は、どんどん空へ逃げてしまうため、冷えてしまうのです。
3連休中の関東ですが、最低気温は15℃前後の所が多いでしょう。標高の高い所では10℃近くまで下がる所もありそうです。暖かい布団をしっかりかけて、お休みください。
一方、昼間は日差しが気温を押し上げる見込みです。最高気温は25℃を超える所もあり、昼間は、10月中旬とは思えない「季節外れの暑さ」が続きそうです。
3連休の注意点「急な雨」と「寒暖差(気温差)」は、どちらもローマ字表記では「K」から始まります。2つの「K」に、十分お気をつけください。
気温と服装の目安 衣替えはいつ?
暑がりの方や寒がりの方、それぞれですが、一般的な「気温と服装の目安」を見てみます。
25℃以上なら「半袖シャツ」、25℃~20℃は「長袖シャツ」となっています。そして、20℃~15℃なら「カーディガン」、15℃~10℃だと「セーター」で、10℃近くなると「薄手のコート」が欲しいくらいです。
関東では、この3連休、昼間は「半袖シャツ」でも過ごせますが、朝晩は「カーディガン」など、羽織る物が必要でしょう。3連休明けも、同じような気温の日が続いて、朝晩は羽織る物が欠かせなくなりそうです。
ただ、10月下旬になると、昼間も、長袖の出番が増えそうです。半袖を少し残しながらも、この3連休に、少しずつ衣替えを進めていくのがオススメです。