台風19号 最新情報 最大瞬間風速50メートル超も
停電や 交通機関が大きく乱れるほどの風も
上の図は、台風19号が日本に影響している間に「最大瞬間風速が30m/s以上となる確率」をエリア別に示したものです(10日午後9時に計算)。このような風が吹くと、停電や交通機関が大きく乱れる可能性があります。昨日の予想よりも、高い確率のエリアは東日本が中心になってきました。
30メートルどころか瞬間的には50メートル以上の猛烈な風が吹く恐れもあります。この猛烈な風とは特急電車並みの速度で、走行中のトラックが横転してしまったり、電柱や街灯で倒れるものがあるほどの風です。屋外での行動は危険になります。
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広い範囲で 記録的な暴風に警戒
暴風に警戒が必要な時間帯 高波にも警戒
特に暴風に警戒が必要な時間帯を地方ごとにまとめますと、九州南部は12日(土)明け方~昼前、九州北部は12日(土)朝~夜のはじめ頃、四国は12日(土)未明~夕方、中国地方は12日(土)昼前~夜のはじめ頃、近畿は12日(土)昼前~13日(日)明け方、東海は12日(土)明け方~13日(日)明け方、北陸は12日(土)昼過ぎ~13日(日)明け方、伊豆諸島は12日(土)朝~13日(日)明け方、関東甲信(伊豆諸島を除く)と東北は12日(土)昼過ぎ~13日(日)昼前、北海道は13(日)の未明~夜遅くです。
なお、気象庁では、「0時~3時」を未明、3時~6時を「明け方」、6時~9時を「朝」、9時~12時を「昼前」、12時~15時を「昼過ぎ」、15時~18時を「夕方」、18時~21時を「夜のはじめ頃」、21時~24時を「夜遅く」としています。
また、東・西日本の太平洋側では、猛烈なしけとなる所がありますので、高波にも警戒して下さい。