1か月予報 ガラッと変わりました 7月中旬まで低温
「1か月予報」どう変わった?
全国的に 気温が低くなる理由は?
7月6日~12日は、梅雨前線が本州付近に停滞しやすくなるでしょう。東・西日本を中心に、沖縄・奄美でも前線や湿った空気の影響を受けやすくなりそうです。更に、北日本~東日本の太平洋側に冷たい空気を送り込む「オホーツク海高気圧」が現れるでしょう。そのため、北日本を中心に、北東からの冷たく湿った空気の影響を受ける所がありそうです。
これらの影響で、平均気温は、北日本と沖縄・奄美で、平年並みか低いでしょう。東日本と西日本は、平年より低い予想です。東京では、この時期の最低気温は20度くらい、最高気温は28度くらいで、蒸し暑い日が多い時期ですが、今年は梅雨寒の日が多いでしょう。7月とはいえ、薄手の羽織る物など、調節しやすい服装が、活躍しそうです。
北・東・西日本 低温が続く理由は?
このため、平均気温は、北日本と東日本、西日本で、平年より低いでしょう。7月15日は「海の日」で、海のレジャーを楽しみたい時期ですが、水着を着るにはヒンヤリする所が多くなりそうです。
一方、沖縄・奄美では、高気圧に覆われやすくなるので、晴れる日が増えて、気温が上昇してくるでしょう。前の週から一転して、夏空を満喫できそうです。
梅雨明けは どうなる?
このため、広い範囲での「低温傾向」は、解消されるでしょう。全国的に、平均気温は「平年並み」の予想です。天気は、沖縄・奄美だけでなく、西・東日本でも、晴れの日が多くなるでしょう。
平年ですと、この時期には広い範囲で梅雨明けを迎えますが、今年も、西日本や東日本では、平年よりそれほど遅れることなく、梅雨明けする所が多くなりそうです。
東・西日本 「梅雨末期の大雨」にも注意
【参考】
北日本=北海道、東北地方
東日本の太平洋側=関東甲信、東海地方
東日本の日本海側=北陸地方
西日本の太平洋側=近畿太平洋側、山陽、四国、九州南部(奄美を除く)
西日本の日本海側=近畿日本海側、山陰、九州北部地方