24日朝にかけて大阪など積雪の可能性 真冬から一気に春 3月スタートは20℃近く
明日24日朝にかけて大阪・京都・神戸でも積雪の可能性
今日23日夜から明日24日朝は、最後の寒気の流れ込みのピークです。
上空1500メートル付近で、マイナス9℃以下の寒気が九州の南まで流れ込む予想です。更に強い12℃以下の寒気が九州北部や四国付近に流れ込むでしょう。真冬でも1度くらいしか流れ込むことがない強い寒気です。
近畿では北部を中心に大雪が続くでしょう。普段雪の少ない中部の平地や南部の山地でも、大雪となり、交通機関などに影響が出るおそれがあります。大阪や京都、神戸といった都市部でも雪が降り、積雪する可能性があります。九州北部地方や四国では、山地を中心に大雪になる所があるでしょう。
日本に寒気が流れ込みやすい状況
東シベリア付近がオレンジ色エリアで、高度がいつもより高くなっています。日本付近は青色のエリアで、高度がいつもより低くなっています。大気は高度が高い方から低い方へ流れるため、東シベリアで強まった寒気は、日本付近に流れ込みやすい状況になっていることがわかります。
連休明けは寒さ緩む 3月スタートは20℃近くに
大陸の高気圧は次第に移動性となって、日本の南を移動します。次の週末、3月のスタートは、高気圧の縁を回って、本州付近に南から暖かい空気が流れ込むでしょう。最高気温は、九州から関東で20℃近くまで上がる所がある見込みです。北陸や東北も10℃を超える所が多くなり、北海道も5℃くらいまで上がる所があるでしょう。4月下旬並みになる所もある見込みです。
3月上旬は、日本付近は低気圧や前線の影響を受けるようになるでしょう。九州から東北を中心に雨が降りやすく、この時期としては降水量が多くなる見込みです。
積雪の多い地域では、屋根からの落雪や雪崩、雪解けによる洪水などに注意が必要です。