梅雨前線は日本の南に停滞 本州付近にも東西に雲が広がる 雨や雷雨も
梅雨前線の北側にあたる本州付近でも雨や雷雨 激しい雨も
本州付近は前線の北側にあたっていますが、気圧の谷に伴う雲が東西に広がっています。東北や北陸、関東付近は大気の状態が不安定になっており、雨雲が発達しやすい状況です。
北海道から中国地方では、雨が降る所があるでしょう。東北では雷を伴って、傘を差していても濡れてしまうくらい激しい雨が降ることがある見込みです。関東や北陸も雷雨になることがあるでしょう。
梅雨前線がかかる沖縄も、本島地方を中心に雨や雷雨で、激しい雨が降ることがある見込みです。
先日、大雨に見舞われた奄美にも、雨雲や雷雲がかかるでしょう。これまでの大雨で地盤が緩んでいる所があり、少しの雨でも土砂災害が発生する恐れがあります。引き続き十分に注意して下さい。
雷雲が近づくサイン その時どうする?
雷雲が近づく時、避難する場所は、近くのしっかりした建物や、車の中が良いでしょう。木の下での雨宿りは、木に落ちた雷が人に飛び移ることがあるので、危険です。万が一、周囲に避難する場所がない時は、両足をそろえて、頭を下げてしゃがみ、両手で耳をふさぎましょう。
単独の雷雲による激しい現象は、30分から1時間程度で弱まることが多いです。スマホなどで雨雲レーダーをチェックするなど、最新の情報を確認しながら、安全な場所で雷雲が過ぎるのを待ちましょう。