きょう3日も猛暑 関東甲信では40℃前後予想も 熱中症に厳重警戒
きょう3日の最高気温 九州~関東甲信は35℃以上の猛暑日
きのう2日と同じくらいの所が多く、きのうより高くなる所もあるでしょう。
外出はなるべく避け、室内をエアコン等で涼しい環境にして過ごしてください。特別の場合以外は、運動は行わないようにしてください。特別の場合とは、医師、看護師などが常駐し、救護所の設置、救急搬送体制の対策を講じた場合、涼しい屋内で運動する場合等のことです。
背の高い高気圧に覆われる 強い日差しやフェーン現象も
地上から上空まで背の高い高気圧です。背の高い高気圧に覆われると、地上付近では空気が圧縮されて気温が上がります。
日中は、強い日差しや山を越えた風が吹きおりるフェーン現象も加わり、猛烈な暑さになるでしょう。
熱中症の応急処置
まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。