道路影響予測 積雪が急増し通行止めも あす6日も雪が続く 広域迂回ルートの検討を
きょう5日 冬型の気圧配置が強まる 積雪が急増
日本海から雪雲が、北海道や本州、九州に流れ込んでいます。若狭湾から流れ込んだ雪雲は、関ヶ原付近を指向し、岐阜県関ケ原町の積雪の深さは、午前5時で0センチだったのが、午後2時は33センチになりました。雪雲は、関ヶ原を超えて、東海の平地にもかかっています。
積雪が急に増えたなどの影響で、高速道路では、午後1時の時点で通行止め区間が発生しています。
あす6日にかけて 日本海側だけでなく東海の平地でも大雪の恐れ
6日午前6時までの24時間に予想される降雪量は、多い所で、北陸90センチ、東海、近畿70センチ、東北60センチです。
その後、7日午前6時までの24時間に予想される降雪量は、多い所で、北陸50~70センチ、東海40~60センチ、近畿30~50センチです。
すでに大雪により交通に影響が出ています。あす6日にかけて、やむを得ず高速道路を利用する場合は、広域迂回ルートの検討なども必要になります。雪道の運転が心配な場合は、公共交通機関を使うようにしてください。
なお、高速道路影響予測は天気予報に基づく予測です。実際の規制状況は道路管理者等の発表を確認なさってください。
雪道で立ち往生 一酸化炭素中毒に注意を
車が雪に埋まったときは、原則、エンジンを切りましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。窓を開けて換気しても、窓の開口量や風向きなどの条件によっては、一酸化炭素中毒の危険が高まることがあります。
防寒などでやむを得ずエンジンをかけるときは、マフラーが雪に埋まらないように、こまめにマフラーのまわりを除雪してください。雪道を運転する場合は、万が一に備えて、除雪用のスコップや防寒着、毛布などを車内に用意しておくとよいでしょう。