立春の頃から強い寒気 雪の見通し スギ花粉の飛散開始まもなく 花粉症対策を
31日~2月6日 冬型の気圧配置が続く 雪と寒さの見通し
さらに、5日から6日頃は、上空1500メートル付近で、マイナス9℃以下の寒気が本州の南まで流れ込む見込みです。北海道や東北の日本海側、北陸の雪は、山沿いを中心に強まるでしょう。東北の太平洋側や東海などにも、再び雪雲が流れ込む見込みです。
4日は、二十四節気の立春、暦の上では春です。暦とは裏腹に、日差しが届く地域でも、次の週末は、関東でも最高気温が10℃に届かないなど、寒さが厳しくなるでしょう。暖かくしてお過ごしください。
7日~12日 寒気が流れ込みやすい 春とは名ばかり 厳しい寒さ
7日頃は九州付近に気圧の谷が近づき、九州など西から雨が降り出す見込みです。8日から9日頃は、本州の南を低気圧が東進するでしょう。今のところの資料では、九州から東北にかけて、広く雨や雪が降る可能性があります。関東など太平洋側の平野でも、寒気や降水の状況などによっては、雪になることもあるでしょう。今後、最新の気象情報をご確認ください。
最高気温は、九州から関東でも10℃に届かない厳しい寒さの日が多い見込みです。
スギ花粉 飛散開始まもなく
外出時の花粉対策
① マスク
新型コロナウィルスの感染予防として使用している方が多いかと思いますが、花粉を吸いこむ量もおよそ3分の1から6分の1に減らすことができます。マスクは顔にフィットするものを選ぶことが大切です。また、マスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)でさらに鼻に入る花粉が減少することが分かっています。
② メガネ
メガネを使用しない場合に比べて眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少するという実験結果があります。
③ 一般的にウール製の衣類などは木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすくなります。ウールの花粉のつきやすさは、綿に比べるとおよそ10倍にもなります。外出の際は、外側にウール素材の衣服を着ることは避けて、表面がツルツルした素材の上着を選ぶようにしましょう。