週間 台風でなくなっても暴風に警戒 台風また発生か
あす4日(金)の天気 北陸や東北は暴風に警戒
4日(金)は、低気圧が接近する北陸は、昼前から夜のはじめ頃を中心に、東北は昼過ぎから夜遅くにかけて、暴風となる恐れがあります。予想される最大瞬間風速は、北陸は4日までに30メートルと、固定されていないプレハブ小屋が移動したり、転倒するほどの風です。東北は4日に太平洋側30メートル、日本海側25メートルです。
低気圧から離れている所でも強風に注意が必要です。中国地方や近畿では、西風がやや強く吹き、風向きは次第に北西に変わるでしょう。関東や東海も南風が強まる見込みです。台風15号で大きな被害が出た千葉県の被災地でも、風に向かって歩きにくくなるくらいの風が吹く予想です。北海道も、日本海側は北東の風、太平洋側は南東の風が強まる見込みです。プランターなど飛ばされやすいものは、室内にしまっておきましょう。風が強くなってからでは、外での作業は危険です。
発達した雨雲がかかるのは、近畿は明け方まで、東海は朝までです。北海道の日本海側は朝からで、午後は太平洋側にもかかるでしょう。東北は午後が中心です。これらの地域では、局地的にカミナリが鳴り、雨が激しく降るでしょう。道路が冠水する恐れがあり、アンダーパスなど低い土地での車の運転は危険な場合があります。
北陸や関東も日中を中心に雨雲や雷雲がかかるでしょう。
最高気温は、平年より高い所が多い見込みです。関東や東海では30度前後と、8月中旬から9月上旬並みの所が多い予想です。
あさって5日(土)以降
6日(日)は、大陸の高気圧が日本海まで移動してくる見込みです。全国的に晴れ間が出るでしょう。北海道の上空1500メートル付近では気温0度以下と10月下旬並みの空気が流れ込みます。北海道や東北、北陸では、最高気温は平年並みか低くなる所が多く、北海道では15度に届かない所もあるでしょう。
7日(月)は、高気圧は日本の東へと中心を移し、本州付近に南または東から湿った空気が流れ込む見込みです。曇りや雨の所が多くなるでしょう。最高気温は、関東でも平年並みとなる所が多い見込みです。
8日(火)から9日(水)にかけては、寒冷前線が本州付近を通過する見込みです。前線の通過時はザッと強い雨が降るでしょう。