北海道 台風11号 警報並の暴風の恐れ ポプラ台風に相当する可能性も
2004年台風18号、通称ポプラ台風とは
この猛烈な風により、北海道大学を象徴するポプラ並木の多くがなぎ倒されたことから、「ポプラ台風」と呼称することがあります。また、積丹半島を走る国道では、高潮や波浪などの影響により橋が落下する被害となりました。
ただ、雨の降り方はそれほど強まらず、晴れ間の出た所もあったため、外出する人も少なくなく、飛来物の衝突などによって道内では473名が負傷し、9名の方が命を落としました。
暴風に備えよう

北海道の西を北上する場合、北海道はこの危険半円に相当します。仮に低気圧に変わったとしても再発達する可能性がありますので、決して油断は禁物です。ポプラ台風の時も飛来物の衝突によって多くの方々が負傷しました。
道内は今日4日午後は晴れて風も弱く穏やかに経過し、明日も日中は雨や風は強まりません。今回の台風は日本海に入った後上空の強い風に流され、急速に速度を上げて北上してきます。急に風が強まることが十分に考えられるため、早めに屋外にある、風で飛びそうなものを屋内にしまうとか、停電に備えて充電や電池を準備するなどの対策を心がけたいところです。