北海道 今月4回目の大雨の恐れ ピークはいつ頃?
警報級の大雨となる恐れも。
日本海側南部や太平洋側西部では明日(16日)午後6時までの24時間に降る雨の量が150ミリに達する恐れがあります。日本海側北部や太平洋側東部でも100ミリに達する大雨となるでしょう。
雨は断続的に雷を伴って降り、雨雲の動きや発達の程度によっては、警報級の大雨になる可能性もあります。明日16日にかけては、日本海側や太平洋側西部では特に竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうなどの天気の急変に十分な注意が必要です。
雨のピークはいつごろに?

最新の予想では、道南方面や道央では午前6時前後、太平洋側東部では午前9時前後に雨のピークとなり、一時間に30ミリから40ミリと激しく降るでしょう。一時間に30ミリから40ミリの雨とは、「バケツをひっくり返したような雨」と表現されることもあります。道路はあっという間に川のようになり、また、傘をさしていても濡れるような雨です。風を伴うと全身がびしょぬれになってしまいます。
北海道では今月に入って1日、8日、11日から12日と太平洋側を中心にたびたび大雨に見舞われています。少しの雨でも土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水などが発生する恐れがあります。今後の天気の変化、注意報や警報などの気象情報はもちろん、自治体などから発表される避難情報などにも十分留意して下さい。
