19日~20日 異例の残暑から一転、肌寒く 北海道は初雪の可能性 気温変化に注意
2024年10月17日18:06
19日(土)は前線南下 20日(日)は北から寒気流入
明日18日(金)も日本付近は季節外れの暖気に覆われ、10月中旬とは思えない暑さが続くでしょう。
ただ、19日(土)の寒冷前線の南下で日本海側から雨が降り、この雨を境に20日(日)はこの時期としては強い寒気が南下する見込みです。空気はガラッと入れ替わるでしょう。
上空1500メートル付近の予想気温では、20日(日)午前9時には北海道はマイナス6℃以下の平地に雪を降らせるレベルの寒気に覆われ、関東北部には6℃以下の冷たい空気が入る見込みです。
※10月20日午前9時 上空1500メートル付近の気温の平年値 札幌で1.6℃、館野(茨城)で8.5℃
19日(土)は日本海側ほど荒天 激しい雨や雷雨、強風に注意
低気圧が通る北海道は午前中は断続的に雨が強まり、まとまった雨になる所もあるでしょう。前線に近い東北から九州にかけての日本海側も昼前後から雨のエリアが広がりそうです。大気の状態が非常に不安定となるため、急な激しい雨や落雷や竜巻などの突風にもご注意ください。
太平洋側も午後から雨が降りだし、所々で降り方が強まるでしょう。また、日本海側は次第に北風が強まる見込みです。
20日(日)は晴れても涼しく 21日(月)朝はぐっと冷える
20日(日)日中は晴れる所が多くなりますが、前日に比べて大幅に気温がダウンします。
東京都心の最高気温は19日(土)は30℃まで上がり、真夏日になる可能性がありますが、翌日の20日(日)は20℃の予想で、一気に10℃も下がりそうです。
東海から九州にかけても長袖や羽織るものが必要な所がほとんどとなりそうです。服装選びにはご注意ください。
21日(月)朝は関東以西でも15℃を下回る所が増えるでしょう。標高の高い所や内陸部では10℃以下まで下がり、暖房が欲しいくらい冷えそうです。
その後は再び気温が上がり、また東京都心や名古屋市、大阪市など夏日が続く見込みです。
来週にかけてまだ季節外れの暖気が優勢で、季節は足踏み状態ですが、寒気が南下し、気温が急降下する日があります。日によっても寒暖差が大きくなりますので、ご注意ください。