北海道で日較差20℃以上の所も 季節進み寒暖差大きく 服装選びに注意
北から乾いた空気 北海道で日較差20℃以上
朝は冷えた所も日中は日差しとともに、気温が急上昇し、北海道内では最低気温と最高気温の差が20℃以上の所もあります。
北海道上川地方の下川町では今朝は全国で一番気温が下がりました。最低気温は7.5℃でしたが、午後2時30分までの最高気温は27.7℃まで上がり、最低気温と最高気温の差、日較差は20℃以上となりました。また、北海道の滝川町でも日較差が21.0℃と大きく差が出ました。
今日4日、関東の東には前線が延び、前線上には低気圧が発生しています。その北側には大きな高気圧が広がっています。日本付近はこれまで南から暑い空気を持つ高気圧に覆われていましたが、今日4日は、北からこれまでと性質の違う、乾いた冷涼な空気をもつ高気圧に覆われました。朝にかけては放射冷却で涼しくなり、少し秋の気配を感じられましたが、日中は日差しに後押しされグンと気温が上昇しました。
明日5日も一日の気温差大 服装調節を
上の図は明日5日の服装指数です。東京都心や仙台市、札幌市など朝は長袖シャツでちょうど良いくらい涼しく感じられそうです。名古屋市や福岡市など東海から西でも朝の通勤通学時にはそろそろ長袖カーディガンアが活躍するでしょう。
ただ、朝は涼しい所も、昼間は半袖がぴったりな暑さとなる見込みです。まだまだ昼間は汗ばむような暑さですが、朝晩は少ししのぎやすくなり、少しだけ秋めいてきたと言えそうです。
温度調節しやすい薄手の羽織りなどを準備して、急な寒暖差にご注意ください。