来週にかけて暖気流入 さらに危険な暑さへ 昼夜問わず長期戦の猛暑となる恐れ
2024年07月18日17:36
関東甲信・東海で梅雨明け 来週前半にかけて梅雨明け続々と
来週前半にかけては九州北部や四国、中国、近畿、北陸、東北南部にかけて続々と梅雨明けとなるでしょう。東北北部はしばらく前線の影響が続き、来月2日頃に梅雨明けとなりそうです。
連日の猛暑日 体温を超える危険な暑さも
トップ画像では上空1500メートル付近の暖気の予想を示しています。明日19日以降も日本付近には暖気の流入が続き、特に来週初めは東北南部付近にかけて、晴れれば日中35℃以上の猛暑日となるような、一段と強い暖気が流れ込むでしょう。
明日19日は、東海や近畿を中心に猛暑日となり、その後来週にかけて、九州から東北まで猛暑日エリアが拡大する見込みです。週明けは東京都心でも猛暑日が長続きし、名古屋市や京都市では37℃以上の体温を超える猛烈な暑さが続くでしょう。
那覇市では7月13日~15日にかけて3日連続の猛暑日となり、108年ぶりの異例の暑さとなりましたが、明日19日から再び猛暑日が続く見込みです。新たな記録が更新されるかもしれません。
ちょうど夏休みが始まる頃ですが、暑さの中での行動はできるだけ控えて、日中の活動は時間帯の変更を検討する必要もあるでしょう。危険な暑さとなりますので、決して暑さを我慢せず、屋内でもエアコンを使用するようにしてください。
明日19日以降 広く熱帯夜が続く 昼夜問わず長期戦の暑さ
予想最低気温を見ると、明日19日以降は、関東から九州にかけて1週間を通して27℃前後。夜間も25℃を下回らない熱帯夜が長く続く見込みです。
寝苦しい日が続き、夜間も熱中症の危険性がありますので、エアコンはタイマーではなく、朝までつけっぱなしが良いでしょう。
仙台市でも来週は熱帯夜が続き、札幌市でも25℃近い気温となります。また、那覇では最低気温が30℃となり「超熱帯夜」となる日もあるでしょう。
眠る前にはしっかりと水分を補給し、昼夜問わず暑さ対策を欠かさずに行ってください。
※「超熱帯夜」は日本気象協会が決めた言葉で、気象庁の用語ではありません。