今夜は関東も突然の雨 あすは晴れて寒暖差注意 27日~再び寒気流入 大気不安定に
宮城県では局地的に滝のような雨 一時は大雨警報の発表も
東北や北陸を中心に局地的に発達した雨雲がかかり、1時間降水量は、宮城県女川町で50.0ミリの非常に激しい雨(午後1時32分まで)、石巻市で35.5ミリの激しい雨を観測しました(午後2時32分まで)。宮城県の東部では、当初の予想を上回る大雨となったため、一時は大雨警報が発表されましたが、午後5時30分現在は解除されています。
雨が強まったところでは一気に気温が下がり、女川町は午前11時の気温は22.0℃でしたが、午後0時50分には12.8℃と滝のような雨で2時間足らずで一気に10℃も気温が下がりました。
午後5時30分現在、関東も局地的に雨雲が発達し、栃木県大田原市で雨が強まっています。
今夜は都心を含む関東南部でも急に雨が強まることがあるため、突然の雷雨に注意をするとともに、気温の急降下にもご注意ください。
あす26日 広く安定した晴天 寒暖差に注意
沖縄、九州から東海にかけては、にわか雨もなく、広い範囲で朝からよく晴れる見込みです。
関東や北陸、東北も広く晴れますが、新潟県では午前中は一部でにわか雨があり、関東は狭い範囲ですが、一時的に通り雨があるかもしれません。念のためにわか雨に注意してください。
北海道も広く晴れますが、午前中は霧の発生する所がありそうです。車の運転は見通しが悪くなる所もありますので、ご注意ください。
朝の最低気温は、けさよりも下がる所が多く、この時期らしい冷え込みになるでしょう。日中はきょうと同じかやや高く、九州から関東は25℃近くまで上がる見込みです。
朝晩と日中の気温差が大きくなりますので、脱いだり着たり、調節しやすい服装選びが良さそうです。
本州の山では紅葉シーズンを迎えています。紅葉狩りへお出かけの方は、見頃の地域は一段と冷え込みが厳しいため、暖かいジャケットなどでしっかり防寒対策をしてお出かけください。
27日~再び寒気流入 日本海側中心に雷雨の恐れ
九州北部や中国地方、近畿、北陸を中心に変わりやすい天気となりそうです。急に雨が強まったり、雷が鳴ったり、突風やひょうが降る恐れもあります。
28日にかけて、大気の状態が非常に不安定となり、日本海側を中心に雨の範囲が広がりそうです。紅葉など山のレジャーを予定されている方は、事前に天気予報をご確認の上、安全な行動をとってください。