台風と梅雨前線の影響 あす2日九州～関東で大雨警戒 災害級の予想雨量 大雨対策を
きょう1日夜～あす2日朝、沖縄本島に台風が最接近。梅雨前線が西から北上し、九州など雨が強まっている所も。台風と梅雨前線の影響で、3日にかけて九州から関東甲信は大雨となる恐れ。2日が大雨のピークとなり、予想降水量は、6月1か月分相当かそれ以上となり災害の恐れも。
台風2号 今夜～あす朝 沖縄本島地方に最接近
大型の台風2号は、1日正午には宮古島の東南東約70キロを1時間におよそ15キロの速さで北北東へ進んでいます。
台風2号は、沖縄の南の海上を北上した後、きょう1日夜から2日朝にかけて沖縄本島地方にかなり接近する見込みです。その後、奄美地方に近づくでしょう。3日には日本の南の海上を東へ進み、4日には温帯低気圧に変わる見込みです。
沖縄本島地方や奄美地方には台風本体の活発な雨雲がかかり、非常に激しい雨が降り、風も強く横殴りの雨になっています。波は、うねりを伴い猛烈なしけとなっている所があります。
台風接近とともに、あす2日にかけてさらに、雨や風が強まり、大荒れの天気になるでしょう。
海は9メートルの大しけが続く予想ですので、海岸付近には絶対に近づかないでください。
台風2号は、沖縄の南の海上を北上した後、きょう1日夜から2日朝にかけて沖縄本島地方にかなり接近する見込みです。その後、奄美地方に近づくでしょう。3日には日本の南の海上を東へ進み、4日には温帯低気圧に変わる見込みです。
沖縄本島地方や奄美地方には台風本体の活発な雨雲がかかり、非常に激しい雨が降り、風も強く横殴りの雨になっています。波は、うねりを伴い猛烈なしけとなっている所があります。
台風接近とともに、あす2日にかけてさらに、雨や風が強まり、大荒れの天気になるでしょう。
海は9メートルの大しけが続く予想ですので、海岸付近には絶対に近づかないでください。
台風と梅雨前線 3日にかけて九州～関東甲信で大雨の恐れ
梅雨前線が西から北上し、九州では雨が強まっている所もあります。
台風2号の湿った空気が梅雨前線の活動を活発にさせるため、3日にかけて、九州から関東甲信は大雨となる恐れが高まっています。
次第に雨の範囲が広がり、今夜は九州から近畿にかけて、局地的にバケツをひっくり返したような雨が降る所も。
大雨のピークはあす2日となりそうです。九州や中国、四国は、あす2日未明から昼頃まで、近畿や東海、北陸はあす2日昼頃から夜にかけて、関東はあす2日夜から3日未明にかけて、滝のような非常に激しい雨が降り続く恐れがあります。
まだ、梅雨入りが発表されていない関東甲信や北陸では、梅雨入り当日に警報級大雨となるでしょう。
台風2号の湿った空気が梅雨前線の活動を活発にさせるため、3日にかけて、九州から関東甲信は大雨となる恐れが高まっています。
次第に雨の範囲が広がり、今夜は九州から近畿にかけて、局地的にバケツをひっくり返したような雨が降る所も。
大雨のピークはあす2日となりそうです。九州や中国、四国は、あす2日未明から昼頃まで、近畿や東海、北陸はあす2日昼頃から夜にかけて、関東はあす2日夜から3日未明にかけて、滝のような非常に激しい雨が降り続く恐れがあります。
まだ、梅雨入りが発表されていない関東甲信や北陸では、梅雨入り当日に警報級大雨となるでしょう。
予想降水量 6月1か月分に匹敵か超える量も
きょう1日正午からあさって3日正午にかけて予想される降水量は、6月1か月分相当かそれを超す所もあり、大雨災害がどこで発生してもおかしくないような雨量となっています。
日本気象協会の予想では、あす2日に予想される24時間降水量の最大値が、長野県南部や静岡県西部で200ミリから400ミリ前後に達するとしています。
きょう1日のできるだけ早いうちに、大雨の備えを行って安全に過ごすようにしてください。あす2日は、屋外の予定は安全を考慮して変更を検討された方が無難でしょう。
2日12時までの24時間に予想される雨量(多い所)
九州南部 200ミリ
東海地方、近畿地方、四国地方、九州北部地方、奄美地方、沖縄地方 150ミリ
北陸地方 130ミリ
中国地方 120ミリ
3日12時までの24時間に予想される雨量(多い所)
関東甲信地方、東海地方、四国地方 200から300ミリ
近畿地方 100から200ミリ
九州南部 100から150ミリ
北陸地方、中国地方、九州北部地方、沖縄地方 50から100ミリ
日本気象協会の予想では、あす2日に予想される24時間降水量の最大値が、長野県南部や静岡県西部で200ミリから400ミリ前後に達するとしています。
きょう1日のできるだけ早いうちに、大雨の備えを行って安全に過ごすようにしてください。あす2日は、屋外の予定は安全を考慮して変更を検討された方が無難でしょう。
2日12時までの24時間に予想される雨量(多い所)
九州南部 200ミリ
東海地方、近畿地方、四国地方、九州北部地方、奄美地方、沖縄地方 150ミリ
北陸地方 130ミリ
中国地方 120ミリ
3日12時までの24時間に予想される雨量(多い所)
関東甲信地方、東海地方、四国地方 200から300ミリ
近畿地方 100から200ミリ
九州南部 100から150ミリ
北陸地方、中国地方、九州北部地方、沖縄地方 50から100ミリ
土砂災害など大雨災害に警戒
大雨が予想される場合、災害による被害を少しでも小さくしたいものです。そのために、あらかじめ備えておいていただきたいことは、次の3つです。
①避難場所や避難経路の確認をしておきましょう。いざ大雨による災害が発生すると、避難経路が通れなかったり、避難場所に行けなくなったりすることもあります。複数の避難場所や避難経路を確認しておくことが大切です。また、川や斜面の近くは通らないようにするなど、浸水や土砂災害の危険性が高い場所を避難経路に選ぶのは、避けてください。確認した避難場所や避難経路の情報は、家族で共有しておきましょう。
②非常用品の準備をしておきましょう。非常用の持ち出し品は、リュックなど両手が使えるものに入れて、すぐに持ち出せる所においてください。避難時に履く靴は、スニーカーなど、底が厚く、歩きやすい靴を用意するのが安全です。また、水道や電気など、ライフラインが止まった時に備えて、水や食料も用意してください。
③側溝などの掃除をして、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。
いずれも、大雨になる前に、なるべく早い段階で備えるよう、心がけてください。
①避難場所や避難経路の確認をしておきましょう。いざ大雨による災害が発生すると、避難経路が通れなかったり、避難場所に行けなくなったりすることもあります。複数の避難場所や避難経路を確認しておくことが大切です。また、川や斜面の近くは通らないようにするなど、浸水や土砂災害の危険性が高い場所を避難経路に選ぶのは、避けてください。確認した避難場所や避難経路の情報は、家族で共有しておきましょう。
②非常用品の準備をしておきましょう。非常用の持ち出し品は、リュックなど両手が使えるものに入れて、すぐに持ち出せる所においてください。避難時に履く靴は、スニーカーなど、底が厚く、歩きやすい靴を用意するのが安全です。また、水道や電気など、ライフラインが止まった時に備えて、水や食料も用意してください。
③側溝などの掃除をして、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。
いずれも、大雨になる前に、なるべく早い段階で備えるよう、心がけてください。
