台風2号 今夜までに「猛烈」な勢力へ 29日頃から沖縄接近 接近前から荒天に警戒
台風2号 「台風の眼」がくっきり
気象衛星の雲画像から見ても、台風の中心にはくっきりとした台風の眼が見られ、かなり発達していることを示しています。
このあときょう25日(木)夜までに台風のランクとしては最も強い「猛烈な」勢力に発達する見込みです。
沖縄には29日(月)頃に接近する見通しですが、接近前の27日(土)から雨や風が次第に強まり、荒れた天気になるおそれがあります。
また、沖縄の沿岸の海域では27日(土)頃から、うねりを伴いしける見込みで、台風進路によっては、28日(日)頃から大しけとなるおそれがあります。
沖縄には「非常に強い」勢力を保ちながら近づく見込みで、いざ接近時には身動きがとれなくなるため、接近前から荒れた天気に警戒してください。沖縄ではあす26日(金)までは、晴れ間が出る見込みです。晴天を有効に、早めの台風対策を始めてください。
また、来週は西日本から東日本の天気にも影響するがおそれがあります。台風情報をこまめに確認して、安全な行動をなさってください。
台風が近づく前の対策 大雨に備えて
1つめは、水害に備えて、雨どいや排水溝、側溝を掃除し、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。
2つめは、浸水による被害を防ぐため、家財道具や家電製品、食料品などは、可能な限り、高い所や2階以上へ移動させておくと良いでしょう。押し入れの下の段に入っているものは、上の段に移しておくだけでも、被害を小さくできます。
3つめは、電源のコンセントは抜いておくと良いでしょう。電源のコンセントが水につかると、漏電やショート、感電の恐れがあります。
いずれも、台風が近づいてから備えるのではなく、台風情報を確認して、早めに対策を行ってください。
台風が近づく前の対策 暴風に備えて
1つめは、雨どいや側溝などを掃除して、水はけを良くしておきましょう。落ち葉などで側溝が詰まって水が流れないと、道路が冠水する原因となります。
2つめは、屋外に置かれている、飛ばされやすいもの(物干し竿、鉢植え、ゴミ箱など)は、しっかり固定するか、室内にしまうなどの対策をしましょう。商店などでは、看板が飛ばされたり、自動販売機が倒れたりしないか、確認してください。
3つめは、暴風で飛ばされてきたもので、窓ガラスが割れないよう、窓は鍵をかけ、雨戸があれば閉めましょう。窓ガラスにガムテープを貼ると、風圧に耐えられるようになります。もしガラスが割れても、破片が飛び散るのを防ぐために、カーテンも閉めておいてください。