来週にかけ桜開花・満開ラッシュ 17・18日は大雨や花冷えも お花見日和はいつ?
桜開花・満開予想2023
来週にかけては、続々と桜の開花や満開の便りが届くでしょう。
日本気象協会の予想(3月9日発表)では、あす16日(木)に福岡と高知で、18日(土)には名古屋で、20日(月)には広島と鹿児島、22日(水)に大阪で開花の予想です。24日(金)には東京、福岡、高知で桜が満開になる予想となっています。
開花から満開までの日数は、東京だと平均8日です。
今年、東京の桜は予想よりも早く開花したため、満開も今発表されている予想より、少し早まる可能性があります。早ければ、3月21日(火)「春分の日」の頃に、桜が見頃になるかもしれません。
17日(金)~18日(土)は太平洋側で大雨も 気温上がらず「花冷え」に
17日(金)から18日(土)は、前線を伴った低気圧が本州付近を東へ進む見込みです。湿った空気が流れ込んで、太平洋側ほど大雨となる可能性があります。西日本は17日(金)夜から、東日本は18日(土)午前中から局地的に雨が強まるでしょう。まとまった雨になりますので、外出の際には足元などご注意ください。
また、18日(土)は、全国的に気温が上がりにくい見込みです。東京都心も、春の陽気から一転、2月並みの気温となり、冬物のコートが欲しくなるほどの寒さとなるでしょう。
まさに、桜の季節に急に寒さが戻る「花冷え」に。桜の開花はここでいったん足踏みしそうです。
周期的に雨 週明けは早くも見頃か お花見はタイミングを見計らって
17日(金)から18日(土)、日本付近を低気圧や前線が通過したあと、19日(日)は広い範囲で高気圧に覆われるでしょう。全国的に晴れて、日中は日差しが暖かく感じられそうです。
その後、20日(月)も高気圧に覆われ、21日(火)「春分の日」は本州の南を低気圧が通りますが、天気の崩れはなさそうです。桜の花がどれぐらい開くかにもよりますが、この先の気温は18日(土)の花冷えを除き、全国的に高い状態が続く見込みです。特に、週明けは各地で4月並みの暖かさとなり、咲き始めた桜をゆっくりと愛でられる、お花見日和が期待できそうです。
来週の半ばには、また西から低気圧や前線が近づく見込みです。咲きたての桜は、雨や風ですぐ散ってしまうことはありませんが、お花見は最新の天気予報を確認しながら、早めに計画を立てて、楽しむのがおすすめです。