今夜~北陸や東北日本海側は大気の状態「非常に不安定」 雷雨や雪が強まる所も
北陸・東北を寒気を伴った低気圧が通過
今夜は、上空に寒気を伴った低気圧が能登半島付近で発生し、北陸や東北を通過するでしょう。あす11日(日)朝には、日本の東へ進む見込みです。
日本海側はあす11日(日)朝にかけて、大気の状態が不安定となり、特に北陸や東北の日本海側では大気の状態が「非常に不安定」となるでしょう。
今夜~あす11日朝 天気の急変に注意
東北の日本海側も今夜から雨や雷雨となり、次第に雪に変わる所もありそうです。局地的に雪が強まり、積雪の量が増える所もあるでしょう。車を運転される方は、道路の状況などに注意してください。
北陸や東北の日本海側はあす11日(日)朝にかけて、変わりやすい天気に注意が必要です。
九州や山陰など西日本の日本海側も、今夜は所々で雨が降るでしょう。
太平洋側はこのあとも晴れる所が多い見込みですが、午後は四国の一部で雨が降りそうです。屋外は念のため、空の変化にご注意ください。
雷雲が近づくサイン その時どうする?
雷雲が近づく時、避難する場所は、近くのしっかりした建物や、車の中が良いでしょう。木の下での雨宿りは、木に落ちた雷が人に飛び移ることがあるので、危険です。万が一、周囲に避難する場所がない時は、両足をそろえて、頭を下げてしゃがみ、両手で耳をふさぎましょう。
単独の雷雲による激しい現象は、30分から1時間程度で弱まることが多いです。スマホなどで雨雲レーダーをチェックするなど、最新の情報を確認しながら、安全な場所で雷雲が過ぎるのを待ちましょう。