千葉県館山市で1時間42.5ミリの激しい雨 関東の沿岸部は夕方まで激しい雨の所も
千葉県で激しい雨
南から暖かく湿った空気が流れ込んで、広い範囲で大気の状態が非常に不安定となっています。
関東では特に千葉県で発達した雨雲が流れ込みやすくなっていて、館山市では午後0時50分までの1時間に42.5ミリ、鴨川市では午後0時30分までの1時間に36.5ミリのバケツをひっくり返したような激しい雨を観測しました。1時間に30ミリ以上の雨が降ると、車で高速道路を運転している際に、ブレーキが効かなくなる恐れがあり、車の運転は注意が必要です。
きょう19日夕方にかけて激しい雨や雷雨の所も
千葉県や神奈川県には発達した雨雲がかかりやすく、特に、房総半島を中心に雷を伴い1時間に40ミリの激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。
土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒・注意してください。
雨雲が予想より発達した場合は、警報級の大雨となる地域が広がる可能性があります。
帰宅時間が早い方ほど、大雨に注意が必要です。
あす20日明け方にかけて沿岸部は高波や強風に警戒・注意
東京湾(三浦半島)や相模湾では、19日(火)夜のはじめ頃から20日(水)明け方にかけて、高波に注意・警戒してください。
予想よりも風が強まった場合は、東京湾(三浦半島)に波浪警報を発表する可能性があります。船舶などは十分情報にご注意ください。
波の予想
あす20日(水)にかけて、予想される波の高さ
東京湾(三浦半島) 2.5メートル
相模湾 2.5メートル
風の予想
あす20日(水)にかけて、予想される最大風速(最大瞬間風速)
陸上 10メートル(20メートル)
海上 13メートル(25メートル)
最新の情報 どこを見たら 何がわかる?
①雨雲レーダーをチェックしましょう。「今、どこで雨雲が発達しているのか」という実況だけでなく、「この後、雨雲がどこへ進むのか」という予想もわかります。自分のいる付近を拡大すれば、より詳しく知ることができます。
②雷レーダーをチェックしましょう。雨雲レーダーと同じように使えます。また、雷が予想されている所では、落雷だけでなく、竜巻などの突風の可能性も高まっていて、ひょうにも注意が必要です。
③注意報・警報をチェックしましょう。発表されている注意報・警報の種類によって、どんな現象に注意・警戒しなければならないか、わかります。注意警戒事項には、いつまで注意・警戒すべきか、ということも書いてあります。