きぼう 国際宇宙ステーション(ISS)を見よう 13日(日)早朝に観測のチャンス
13日(日)の早朝に「きぼう」見られるかも
国際宇宙ステーション(ISS)は、地上から約400km上空に建設された実験施設で、「きぼう」はその中の日本実験棟の名前です。ISSはサッカー場くらいの大きさで、条件が揃えば地上から肉眼で見ることができます。
13日(日)の明け方、きぼうが見え始める時刻と最大仰角(最接近)時の方角を表した図を見ますと、広い範囲で4時21分頃から観測のチャンスがあります。なお、見え始めから見え終わりまでは、5分程度です。
「きぼう」がどのように見えるかと言いますと、明るい星のような光が、飛行機よりも速めのスピードで、流れて行くように見えます。望遠鏡などを使うと、視野が限定されてしまい、見逃す可能性がありますので、肉眼で探すと良いでしょう。スマートフォンなどで動画を撮影すると、光がスーッと動いていく様子をとらえることもできるので、おすすめです。
関東や東北の太平洋側で晴れ間も
晴れる所ほど朝の冷え込みが強まります。「きぼう」を見る際は、厚手の上着やブランケットなどで防寒対策をしっかりとして、観測してください。