今夜にかけて東京23区も積雪の恐れ 積雪増加で交通への影響広がる
今夜にかけて影響広がる 中央道等で影響大
夜にかけて長く降り続く雪によって、特に中央道では大きな影響が出そうです。また、東名高速、新東名高速、関越道、上信越道も夜にかけて影響が広がる見通しです。首都高では、降雪による立ち往生の発生を未然に防ぐため、10日午前5時から、首都高速道路の一部区間において「予防的通行止め」を実施しています。
都心で雪が積もらなかった場合でも、関東南部の山沿いや、山梨県などでは積雪がみるみる増えてきているため、遠方に向かう車は必ず冬用タイヤが必要です。また、夕方からの冷え込みによって、みぞれや湿った雪の所も、日陰や橋の上など道路が凍結しやすく、路面が滑りやすくなることが予想されます。雪道の車の運転に慣れていない方は運転を控えるなど、検討した方が良いでしょう。
交通への影響はあす明け方にかけて続きますので、道路の状況を確認して、無理な外出は控えるようにしてください。
路面の凍結 特に注意すべき所は
①橋や歩道橋の上は、地面の熱が伝わりにくく、風通しが良いので、凍結しやすくなります。特に、ふぶいている時は、他の所よりも風が強く、視界が悪いうえに、凍結しやすいので、かなり危険です。
②トンネルの中と外では、路面状態が大きく違うことがあります。トンネルの出入り口では路面の凍結により、急にハンドルを取られないよう、十分、スピードを落として運転しましょう。
③交差点やカーブも、近づく前に、十分にスピードを落とすことが大切です。ハンドルを切ったまま、ブレーキを踏むと、とても滑りやすくなります。また、加速する時も、交差点やカーブを曲がり切ってから、アクセルを踏みましょう。
④日陰は、いったん路面が凍結すると、完全にとけるまでに時間がかかります。建物の北側など、日陰になりやすい道を通る際は、十分にお気をつけください。