今週天気 季節は進み そろそろ冬の足音が
12日(火)から13日(水) 関東以西で日中ぽかぽか陽気
13日(水)は、日本付近は広く高気圧に覆われるでしょう。全国的に穏やかに晴れる見込みです。西日本や東日本では、日中は20度くらいまで上がる所が多く、カラッとした陽気になるでしょう。洗濯物やお布団を干すのに最適です。ただ、朝晩は冷えますので、お出かけする時間帯に合わせて、服装を選ぶようにしましょう。北日本は、最高気温は15度以下になる所が多くなりそうです。日中、日差しがあっても上着が欠かせないくらいでしょう。
14日(木)から15日(金) 関東では木枯らしに 北日本は気温の変化に注意
木枯らし1号とは?
晩秋から初冬にかけて吹く、強く冷たい風を木枯らしと呼びます。特徴は西高東低の冬型の気圧配置になることです。定義は、東京は10月半ばから11月末にかけてで、風向は西北西から北、最大風速はおおむね8メートル以上。大阪はおおむね霜降から冬至で、風向は西北西から東北東、最大風速8メートル以上で、大阪、神戸、京都、舞鶴、彦根、和歌山、奈良のうち3地点以上で観測した場合です。
≪ 東京の最早記録10月13日 ≫
木枯らし1号の早い記録は東京は1988年の10月13日、大阪(近畿地方として発表)は1981年と1993年の10月23日です。(但し、発表がなかった年もあります。)
≪ 発表は東京と大阪だけ ≫
木枯らし1号を発表しているのは、全国で東京と大阪だけです。東京と大阪は定義に合う風が吹きやすく、人口が多いため、そこに住む人々の話題になりやすいのが大きな理由です。また、日本海側の地方は、木枯らしが吹く冬型の気圧配置になると、風が強いだけでなく雨や雪が降り、かなり荒れた天気となります。木の葉は雨に濡れ、枯れ葉が舞う状況ではない、木枯らしという言葉に当てはまらない状況になります。