四国やっと梅雨明け 香川県で初の熱中症警戒アラートも この先暑さに警戒を
四国の梅雨入り最も早く、梅雨期間は最も長い

梅雨期間の降水量は高知県を中心に多くなり、高知県馬路村魚梁瀬では1401ミリと平年の107%、高知県土佐清水市では1055.5ミリと平年の154%となりました。高知と松山でも平年より多くなりましたが、高松と徳島では平年より少なくなりました。
※「梅雨」は季節現象であり、梅雨の入り明けには、平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間があります。なお、梅雨入り・梅雨明けの発表は速報値で、春から夏にかけての天候経過を考慮して再検討され、見直されることがあります。
香川県で初めて熱中症警戒アラート発表

香川県では、きょう初めて熱中症警戒アラートが発表されました。熱中症警戒アラートは、熱中症の危険がきわめて高くなると予想された際に環境省と気象庁が共同で発表して、暑さへの「気づき」を呼びかけるための情報です。
熱中症警戒アラートが出た場合、外出は控え、適切に冷房を使用し、喉が渇いていなくても水分を補給するなどいつも以上に熱中症に警戒してください。また子供や高齢者など熱中症リスクが高い方にも声を掛けたり、体調の変化に気を配りましょう。
週間天気 夏空続く この先も熱中症に警戒を

例年、梅雨明け直後はまだ夏本番の暑さに体が慣れておらず、熱中症になる方が多くなる傾向があります。この先は暑さ対策を万全にして夏を乗り切りましょう。