明日8日の東~西日本は初夏の陽気 朝晩と昼の気温差大 お花見は調節できる服装で
今日7日は関東から西の地域で最高気温20℃前後の所が多くなっていますが、明日8日はさらに気温が上がり、初夏の陽気となるでしょう。朝晩と昼との気温差が大きいため、お花見など屋外に長く滞在する方は服装に注意が必要です。なお、高温傾向は、少なくとも一週間程度続く見込みです。
今日7日は関東以西で気温上昇
今日7日は、日差しが多く届いている東日本の太平洋側や西日本ほど気温が上がっています。午後2時現在の最高気温は、東京都心で19.0℃、大阪で18.2℃、福岡で21.4℃、鹿児島で24.2℃などとなっており、日差しのもとでは、上着なしで過ごせるくらい暖かい所が多くなっています。
明日8日は暖気流入で気温上昇
明日8日は、日本海に低気圧が進み、高気圧の中心は東シナ海から日本の南の海上に移動して、南高北低の気圧配置となる見込みです。このため日本付近は暖気が流れ込みやすくなり、上空1500メートル付近で6℃以上の暖気が東日本まで北上するでしょう。
明日8日、西~東日本は暖気の影響と日差しのパワーで気温が上がり、最高気温は東京都心で21℃、大阪で23℃、広島と福岡は24℃、宮崎は25℃となる予想です。4月下旬から5月下旬並みの暖かさで、初夏の陽気となる所が多いでしょう。宮崎は夏日となる見込みです。
朝晩と昼の気温差大 服装注意
西~東日本では、明日8日、日中の気温が平年よりも高くなる一方で、朝晩の気温はおおむね平年並みのため、その分、朝と日中の気温差が大きくなる見込みです。東京都心では、明日8日の朝と昼の気温差は12℃くらい、明後日9日も11℃くらいの予想です。昼間は上着いらずの暖かさでも夜はグッと冷えてきますので、夜桜見物などにお出かけの際は、気温が下がるのを考慮して服装をお選びください。
この先しばらく暖かい日続く
関東や東海、西日本では、11日(金)や13日(日)の雨のタイミングで多少、気温が低下するものの、それでも最高気温はおおむね平年並みで、向こう一週間は平年より気温の高い日が多いでしょう。東京都心の11日(金)の18℃は4月上旬並み、その他の日は4月中旬から5月中旬並みの予想です。この先、少なくとも一週間程度は極端に寒くなることはなく、暖かい日が続くでしょう。
新潟から北の地域でも10日(木)から12日(土)は平年よりも気温の高い所が多く、初夏の暖かさとなる所がある見込みです。