岩手山 噴火警戒レベル2(火口周辺規制)に引き上げ
火山の活動状況等
一方、国土地理院によると、9月26日に観測された「だいち2号」のSAR干渉解析結果では、大地獄谷周辺に、衞星に近づく変動が見られます。この変動は、大地獄谷付近のごく浅いところの膨張を示していると考えられます。
また、黒倉山付近で発生している微小な火山性地震は、増減を繰り返しながら引き続き観測されています。
今後、西岩手山(大地獄谷・黒倉山から姥倉山)の想定火口から概ね2kmの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性がありますので警戒してください。
防災上の警戒事項等
地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
また、噴火時には火口の風下側では火山灰や小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
噴火警戒レベルについて
噴火の際には、気象庁や自治体から、火山活動や避難についての情報が発表されます。こまめに情報を確認しましょう。