今シーズン全国初 北海道の利尻山で「初冠雪」 昨年より25日早い
今シーズン初 利尻山で「初冠雪」
北海道の上空には寒気が流れ込み、21日(土)にかけて標高の高い所では雪が降りました。また、今朝にかけて冷え込みました。宗谷地方の稚内市沼川や上川地方の下川町では最低気温が0℃未満となり、今シーズン初めての冬日になるなど、冬の便りが続々と届きました。
初冠雪とは
初冠雪は初雪とは違い、麓の気象台から山の山頂付近が雪などで白く見えることが条件です。山に登って、雪が降っていることが分かっても、初冠雪とはなりません。
また、麓から見えることが条件で、山にいくら雪が積もっていても、雲に邪魔されて見えない場合も初冠雪にはなりません。遠くから見えるくらいの雪が積もり、その後、晴れて、麓から確認できたときに、初冠雪となります。
なお、富士山の初冠雪は、「一日の平均気温が、その年の最も高い日」の後に、山頂付近が雪などによって白く見える様子が、麓の気象台から見えたことが、観測の条件です。