台風接近前に観測史上1位の大雨 九州~東北は今夜にかけてゲリラ雷雨に注意
大気の状態が非常に不安定
富山県 1時間に146.5ミリ 観測史上1位の大雨
一般的に、1時間に80ミリ以上の雨を「猛烈な雨」と表現し、息苦しくなるような圧迫感がある、恐怖を感じるほどの危険な降り方です。傘が全く役に立たず、車の運転は危険な状況ですが、1時間に140ミリ以上となると経験したことのないような猛烈な雨といえます。
全国の1時間雨量の1位は、香取市(千葉県)と長崎市長浦岳(長崎県)の153ミリですが、上市町の東種(富山県)の146.5ミリは全国9位タイの記録的な降り方です。
その他、七尾市(石川県)76.0ミリ(~12:45)、黒部市宇奈月(富山県)74.0ミリ(14:49)も1時間雨量が観測史上1位となっています。
富山県 土砂災害警戒情報(レベル4)発表
崖の近くや谷の出口など土砂災害警戒区域等にお住まいの方は、市町村から発令される避難指示などの情報に留意し、少しでも安全な場所への速やかな避難を心がけてください。
今夜にかけて、西日本~東日本では局地的に非常に激しい雨や落雷、突風に警戒が必要です