日本海側はフェーン現象の影響で記録的暑さ 明日も猛烈な暑さ続く 熱中症に警戒を
日本海側で記録的な暑さ 豊岡(兵庫)などで過去最高を更新
また、新潟県佐渡市の弾崎でも36.2℃、青森県の六ケ所でも34.8℃の最高気温を観測し、統計開始以来、最高気温を更新しました。大分県の佐伯でも36.6℃と、統計開始以来の最高気温に並びました。(今日の最高気温はそれぞれ午後2時まで)
明日24日以降も暑さ続く
27日(火)から28日(水)ごろは、東日本や西日本では台風10号の影響を受ける可能性があるため、猛烈な暑さとはならない見込みですが、湿度が高く、かなり蒸し暑く感じられそうです。
北日本は30℃前後の日が続くでしょう。
来週半ば以降も、暑い日が続く予想で、北海道から沖縄まで「高温に関する早期天候情報」が発表されています。日中だけでなく、夜も気温の下がり方が鈍く、寝苦しい夜が続きます。引き続き熱中症に警戒してください。
あると便利 熱中症対策グッズ
①ペットボトルや水筒に入った飲み物(水やスポーツドリンクなど)を用意して、気づいた時に、すぐ水分補給ができるようにしましょう。また、塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を、手軽に補給できます。
②日傘や帽子で、日差しの暑さを遮りましょう。晴れた日は、地面に近い所ほど気温が高いため、背の低いお子さんは、大人よりも暑い空気に包まれてしまいます。また、帽子をかぶると、熱中症対策だけでなく、紫外線対策にも効果的です。帽子は、時々はずして、汗を蒸発させましょう。さらに、海岸など日陰のない所でのレジャーでは、日よけテントがあると、日陰を作り出すことができます。
③扇子やうちわ、携帯扇風機もおススメです。涼しい風で、体を冷やすことができます。
④冷却シートなどの冷却グッズも、上手に利用しましょう。ネッククーラーは、太い血管が体の表面近くを通っている首元を冷やすため、効率よくクールダウンできます。また、保冷剤や氷があれば、タオルなどにくるみ、体(首、脇の下、太ももの付け根など)にあてて、冷やすことができます。他にも、スカーフやバンダナがあると、水で濡らして首や頭に巻けば、水が蒸発する時にまわりの熱を奪うため、体温を下げることができます。