19日 帰宅時間帯に激しい雨も 太平洋側に発達した雨雲 天気急変に注意
太平洋側に発達した雨雲
東北から日本海にのびる梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、大気の状態が不安定となっていて、前線から離れた太平洋側の地域でも天気の急変に注意が必要です。
午後3時50分現在、徳島県と兵庫県、京都府には「竜巻注意情報」が発表されています。落雷や竜巻などの激しい突風、急な激しい雨やヒョウに注意してください。
夜にかけて天気急変に注意
これから帰宅時間帯を迎え、急な激しい雨の降る時間と重なるおそれもあります。帰宅の際は、折りたたみ傘を持っておくと安心です。夜になると次第に大気の状態が不安定な範囲は狭くなりますが、それでも急な雨にご注意ください。
雷雲が近づくサイン その時どうする?
雷雲が近づく時、避難する場所は、近くのしっかりした建物や、車の中が良いでしょう。木の下での雨宿りは、木に落ちた雷が人に飛び移ることがあるので、危険です。万が一、周囲に避難する場所がない時は、両足をそろえて、頭を下げてしゃがみ、両手で耳をふさぎましょう。
単独の雷雲による激しい現象は、30分から1時間程度で弱まることが多いです。スマホなどで雨雲レーダーをチェックするなど、最新の情報を確認しながら、安全な場所で雷雲が過ぎるのを待ちましょう。