福岡で今年初の「超熱帯夜」今日も関東から九州で体温並みの猛烈な暑さ 熱中症に警戒
2024年07月09日10:30
福岡で今年初の「超熱帯夜」
また、沖縄県北大東空港で29.3℃、山口県下関市と福岡県糸島市で29.1℃とこちらも寝苦しい夜となりました。
※「超熱帯夜(ちょうねったいや)」は夜間の最低気温が30℃以上となる日について日本気象協会が独自でつけた名称であり、気象庁が定義しているものではありません。
日中も体温並みの危険な暑さ
このあとも気温は上昇し、予想最高気温は三重県尾鷲市で37℃、東京都心やさいたま市、静岡市で36℃と体温並みの猛烈な暑さが続くでしょう。室内では冷房を可能な限り使用して、こまめに水分や適切に塩分などをとるようにしてください。昼間は出来るかぎり外出は控えた方が良いですが、外出する際は直射日光は出来るだけ避けるようにしましょう。また今夜も気温はあまり下がらず、夜の熱中症にも警戒が必要です。
夜間の熱中症対策
① 寝る前に水分補給をしましょう。
熱中症予防には、水分補給が重要です。寝ている間にも汗をかくので、体の中の水分が失われてしまいます。寝る前には、コップ1杯程度の水を飲みましょう。睡眠中にトイレに行きたくないからといって、水分を控えるのは危険ですし、トイレに起きた時は、水分補給のタイミングです。起きた時にすぐ飲めるよう、枕元に常温の水を置くのがおススメです。
② エアコンを上手に使いましょう。
熱中症予防には、暑さを避けることも重要です。寝室は、寝る前からエアコンを使って、涼しくしておきましょう。また、エアコンが数時間後にオフになるようタイマーをかけると、タイマーが切れた時に部屋の中の温度が、とても高くなってしまうこともあります。タイマーをかける場合は、少なくともエアコンを3~4時間は使うよう設定し、できれば朝までつけっぱなしにしましょう。エアコンは、オンとオフを繰り返すと、そのたびに電力を消費するので、つけっぱなしにした方が経済的です。