東京都心で今年初の真夏日 6月中旬の初真夏日は11年ぶり
2024年06月12日13:42
東京都心で今年初の真夏日
東京都心では、午後1時39分に、最高気温30.1℃を観測し、今年初の真夏日(最高気温30℃以上)になりました。
東京都心でその年初めての真夏日が6月中旬以降になったのは、2013年以来11年ぶりのことです。※2013年の東京都心は、6月18日に初真夏日を観測しました。
なお、昨年、東京都心で初の真夏日になったのは5月17日で、31.6℃まで上がりました。
14日(金)をピークに厳しい暑さが長続き
特に、14日(金)はさらに暖かな空気が上空に流れ込んで、気温が上昇しやすくなりそうです。関東地方は軒並み30℃以上の真夏日となり、熊谷市や前橋市など内陸部では広い範囲で35℃以上の猛暑日となるでしょう。
できるだけ暑さを避けて、涼しい場所で過ごすようにしてください。学校や部活の指導者、イベントの管理者などは万全な熱中症対策が欠かせません。「熱中症警戒アラート」が発表された際には、危険な暑さとなるため活動は控えてください。
熱中症予防のポイント
① 日頃から、体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。
② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③ 暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、こまめに室温を確認しながら調節するとよいでしょう。なお、換気を行う場合は、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのが、おススメです。換気後、エアコンの温度は、こまめに再設定してください。
もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。