熱中症情報 29日は東京などで「注意」 ゴールデンウィーク後半は再び暑く
熱中症「注意」の所が多い
最高気温は、昨日28日より低い所が多いですが、曇りや雨でも西日本は25℃くらいまで上がる所があるでしょう。ムシムシとした暑さになりそうです。熱中症情報では鹿児島で「警戒」となっていて、こまめに水分や休憩をとるなど、対策が欠かせません。
関東甲信や北陸は昼頃まで日差しが届き、気温が上がるでしょう。夏日の所が多く、激しい運動などでは熱中症にかかる危険性がある「注意」の所が多くなっています。東北は、夏のような暑さは収まりますが、この時期としては気温が高いでしょう。
ゴールデンウィーク後半 再び暑く
5月3日(憲法記念日)から5日(こどもの日)は広い範囲で晴れて、再び汗ばむ陽気になりそうです。九州から関東では、再び最高気温が25℃以上の夏日になる所が多いでしょう。まだ体が暑さに慣れていない時期です。特に外のレジャーやスポーツは、体調に気を配りながら楽しんでください。
沖縄は、明日30日と5月6日は最高気温が30℃の予想です。最低気温は23℃前後の日が多いものの、暑さを感じる時間が長くなるでしょう。
あると便利 熱中症対策グッズ
① ペットボトルや水筒に入った飲み物(水やスポーツドリンクなど)を用意して、気づいた時にすぐ水分補給ができるようにしましょう。また、塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を手軽に補給できます。
② 日傘や帽子で日差しの暑さを遮りましょう。晴れた日は地面に近い所ほど気温が高いため、背の低いお子さんは大人よりも暑い空気に包まれてしまいます。また、帽子をかぶると、熱中症対策だけでなく、紫外線対策にも効果的です。帽子は、時々はずして汗を蒸発させましょう。さらに、海岸など日陰のない所でのレジャーでは、日よけテントがあると日陰を作り出すことができます。
③ 扇子やうちわ、携帯扇風機もおススメです。涼しい風で体を冷やすことができます。
④ 冷却シートなどの冷却グッズも、上手に利用しましょう。ネッククーラーは、太い血管が体の表面近くを通っている首元を冷やすため、効率よくクールダウンできます。また、保冷剤や氷があればタオルなどにくるみ、体(首、脇の下、太ももの付け根など)にあてて冷やすことができます。他にも、スカーフやバンダナを水で濡らして首や頭に巻けば、水が蒸発する時にまわりの熱を奪うため、体温を下げることができます。