16日午後~18日 西日本から北日本で黄砂飛来 洗濯物や車などの汚れに注意
16日午後~18日 広範囲で黄砂
視程(水平方向で見通しの効く距離)が10キロメートル未満となり、所によっては視程が5キロメートル未満となりそうです。外に干した洗濯物や車に黄砂が付着して、汚れてしまう可能性があります。また、視程が5キロメートル未満となった場合には、航空など交通への影響が発生するおそれがあります。最新の情報を確認してください。
黄砂はどこから? 影響は?
黄砂は、上空の強い風によって、遠く離れた日本へも飛んできます。黄砂が最も多く観測されるのは、春(3~5月)で、時には空が黄褐色に煙ることもあります。また、黄砂は秋に飛んでくることもあります。日本で黄砂が観測される回数が多いのは西日本ですが、東日本や北日本など広い範囲で黄砂が飛ぶこともあるのです。
黄砂の影響は、量が少ないと、遠くの景色がぼんやりかすむ程度ですが、黄砂の量が増えるにつれて、車や洗濯物などが汚れてしまったり、小型航空機の運航に影響がでたりすることもあります。
黄砂の健康への影響を予防するには
① 日頃から最新の情報をチェックし、黄砂の飛来予測を把握しましょう。
② 黄砂が飛来している時は、不要不急の外出を控えることで黄砂を吸い込んでしまう量を減らすことが期待できます。特に、高濃度の黄砂が飛来しているときには、屋外での長時間の激しい運動は避けるとよいでしょう。 呼吸器や循環器に疾患のある方、小児、高齢者の方などは、体調に応じて、より慎重に行動することが大切です。洗濯物や布団は、できるだけ室内に干しましょう。
③ 黄砂が飛来している時は、マスク(不織布マスク等)を着用することで、ある程度の予防効果が期待できます。マスクを着用する場合には顔の大きさに合ったものを選び、空気が漏れないようにしましょう。