西日本 晴れ間が出ても天気急変のおそれ お帰りの時間帯 急な雨や雷雨に注意
西日本 高知などで激しい雨
正午現在、活発な雨雲は紀伊半島にかかり、三重県尾鷲市で1時間に47.0ミリの激しい雨が降っています。
大気の状態不安定 お帰り時間帯 急な雨や雷雨に注意
ただ、晴れ間が出ても油断禁物です。
13日(水)にかけて、九州など西日本の上空5500メートル付近には、平年より10℃以上低い、マイナス30℃以下の強い寒気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となる見込みです。夕方からは、雷が発生する確率が高くなっています。
このため、12日(火)昼過ぎ~13日(水)未明にかけて、局地的に積乱雲が発達。急な雨や落雷、竜巻などの突風、降ひょうに注意が必要です。
天気急変のサイン
① 「真っ黒な雲が近づいてきた」
ゲリラ豪雨をもたらすような、発達した積乱雲は、真っ黒に見えます。黒い雲が速いスピードで動いているように見えたり、晴れていたのに、急に空が暗くなったりするのも、ゲリラ豪雨のサインの一つです。
② 「雷の音が聞こえてきた」
ゴロゴロという音が聞こえてきたら、雷雲が近づいています。また、稲妻が見えるのも、ゲリラ豪雨のサインの一つです。
③ 「急に冷たい風が吹いてきた」
発達した積乱雲からは、雨粒とともに、冷たい風が勢いよく吹き降りてきます。風の変化にも、注意が必要です。
このような前兆を感じたら、すぐに安全な所へ避難してください。また、雷注意報が発表されている時や、天気予報で「大気の状態が不安定」、「天気が急変」という言葉を聞いた時には、ゲリラ豪雨の可能性がありますので、ご注意ください。