季節先取りの暖かさ 東京都心は昼前に15℃超え 午後は更に上昇 多雪地は雪崩注意
連休明け13日(火) 午前から気温グングン上昇中
九州~関東にかけては、昼前から所々で最高気温が15℃を超え、札幌市など北日本でも10℃くらいまで上がっています。朝は冷え込み、東京都心の最高気温は1.6℃とダウンコートが必須の寒さでしたが、日中は軽めの上着で快適に過ごせる陽気となっています。
【正午までの最高気温】
札幌市 9.2℃
仙台市 12.0℃
金沢市 15.7℃
輪島市(石川県) 12.4℃
東京都心 15.8℃
名古屋市 12.8℃
大阪市 13.9℃
福岡市 15.1℃
那覇市 22.7℃
追記:「東京都心の日較差」
東京都心で日較差が15℃以上になりました(13日13時50分までの最高気温が17.3℃)。東京都心で2月前半(1日~14日)に日較差15℃以上は、2010年(2月9日)以来14年ぶりです。
午後は更に上昇 札幌は2月として記録的な暖かさ
札幌市で、2月中旬までに最高気温が10℃を超えると55年ぶりの事です(1969年2月11日10.2℃)。
15日(木)は東京都心で20℃超え
朝と日中の気温差が大きくなるため、重ね着などで上手く調節しましょう。
積雪の多い所では、雪解けが進むため、、雪崩や屋根からの落雪などに注意が必要です。
急な雪解け 注意点は?
① 雪解けによって「全層なだれ」が発生しやすくなります。山に積もった雪が全て滑り落ちる現象で、気温の上昇や雨の後などに多く発生します。過去になだれが発生した斜面や積雪に亀裂が入っている所では、特に注意が必要です。
② 気温の上昇によって積もった雪が滑り、「屋根からの落雪」が起こりやすくなります。軒先で作業する際は頭上の状況を確認するなど注意が必要です。また、除雪作業を行う場合は、命綱とヘルメットを装着し、できるだけ複数人で実施するなど、安全を確保するようにしてください。
③ 雪が多く積もった道路で、気温が上昇したり、雨が降ったりすると、「冠水」のおそれがあります。路肩に集められた雪によって排水が悪くなったり、雪の塊が排水溝を塞いだりしてしまうことがあるためです。大雪のあとの雨は、たとえ大雨でなくても、道路の冠水に十分ご注意ください。